TestObject クラス

説明

すべての UI オブジェクトの基本クラスです。

構文

'Declaration
Public Class TestObject

プロパティ

名前 説明
Text コントロールのテキスト。
Value コントロールの値(たとえば、テキスト コントロールのテキスト)。

メソッド

名前 説明
CaptureBitmap このオブジェクトのビットマップ イメージをファイルに保存します。 絶対ファイル名で指定しない場合、エージェントを実行しているマシンのデフォルトのビットマップ保存場所にビットマップが保存されます (%LOCALAPPDATA%/Silk/SilkTest/capturedBitmaps)。 キャプチャされたビットマップのピクセルは 32 ビット RGB 順で保存されます。それぞれのピクセルの 4 バイト目 (アルファ チャネル) はパディングのためで、イメージの解析時には無視されます。 .NET では、定数 System.Drawing.Imaging.PixelFormat.Format32bppRgb が、このために使用できます。
Exists ロケーターに一致する子オブジェクトがテスト対象アプリケーションのオブジェクトに対して存在するかどうか検査します。 timeout パラメーターが指定された場合は、エージェントは指定されたタイムアウト値を経過するまで繰り返し検索します。 タイムアウト値が指定されていない場合は、最初の検索でオブジェクトが見つからないとすぐに false が返されます。
Exists オブジェクトがテスト対象アプリケーション内に存在するかどうかを確認します。
Find XPath ロケーターで指定したオブジェクトを検索します。
FindAll XPath ロケーターで指定したすべてのオブジェクトを検索します。
GenerateLocator このオブジェクトのロケーターを返します。
GetChildren このオブジェクトの子オブジェクトを返します。
GetDynamicMethodList この TestObject に対して動的に呼び出すことのできるメソッド(シグネチャを含む)のリストを返します。
GetParent テスト アプリケーション内でこのオブジェクトの親を検索します。
GetProperty 指定したプロパティの値を返します。
GetPropertyList 指定したオブジェクトに対して取得できるプロパティ名のリストを返します。
GetRect このオブジェクトの大きさと位置を返します。 デフォルトでは、返される座標は、このオブジェクトを含む親ウィンドウに対する相対値となります。
HighlightObject このオブジェクトをハイライトします。
ImageClick 指定したイメージ資産をクリックします。
ImageClickFile 指定したイメージをクリックします。
ImageExists 指定したイメージが存在するかどうかを返します。
ImageExistsFile 指定したイメージが存在するかどうかを返します。
ImageRectangle 指定したイメージのオブジェクトに相対的な矩形領域を返します。
ImageRectangleFile 指定したイメージのオブジェクトに相対的な矩形領域を返します。
Invoke テスト オブジェクトのメソッドを動的に呼び出します。
InvokeMethods この TestObject から始まる一連のメソッドを動的に呼び出します。
SetProperty 指定したプロパティの値を設定します。
StartScreenRecording スクリーンの記録を開始します
StopScreenRecording スクリーンの記録を停止します
TextCapture このオブジェクトの表示領域内のテキストを返します。
TextClick 指定したテキストの中央をクリックします。
TextExists 指定したテキストが存在するかどうかを返します。
TextRectangle 指定したテキストのオブジェクトに相対的な矩形領域を返します。
WaitForChildDisappearance 指定した子オブジェクトが存在しなくなるか、タイムアウト値に到達するまで待機します。オプションの 'timeout' パラメーターを使用してタイムアウト値を明示的に指定しない場合は、オプション OPT_WAIT_RESOLVE_OBJDEF によって指定されたタイムアウト値が使用されます。 タイムアウト値に到達すると例外がスローされます。
WaitForDisappearance オブジェクトが存在しなくなるか、タイムアウト値に到達するまで待機します。 オプションの 'timeout' パラメーターを使用してタイムアウト値を明示的に指定しない場合は、オプション OPT_WAIT_RESOLVE_OBJDEF によって指定されたタイムアウト値が使用されます。 タイムアウト値に到達すると例外がスローされます。
WaitForObject 指定したロケーターに一致するオブジェクトを待機します。 タイムアウト内に一致するオブジェクトが見つからない場合は、ObjectNotFoundException がスローされます。 デフォルトのタイムアウトは 5 秒で、オプション OPT_WAIT_RESOLVE_OBJDEF の値を設定してタイムアウト値を変更できます。 結果を表示する前にトランザクションが処理される場合など、AUT が特定のオブジェクトを表示するのに長時間かかる場合は、WaitForObject を使用してください。 デフォルトでは組み込みの同期が機能するため、UI の操作に対して WaitForObject は必要ありません。 通常のスクリプト実行中に不規則にタイムアウト エラーが発生する場合、WaitForObject ステートメントをスクリプトに追加するのではなく、デフォルトのタイムアウト値を増やすことを検討してください。
WaitForProperty 指定したプロパティが指定した値になるまで、またはタイムアウトに到達するまで待機します。オプションの 'timeout' パラメーターを使用してタイムアウト値を明示的に指定しない場合は、オプション OPT_WAIT_RESOLVE_OBJDEF によって指定されたタイムアウト値が使用されます。 タイムアウト値に到達すると例外がスローされます。
WaitForPropertyNotEquals 指定したプロパティが指定した値と異なる値になるまで、またはタイムアウトに到達するまで待機します。オプションの 'timeout' パラメーターを使用してタイムアウト値を明示的に指定しない場合は、オプション OPT_WAIT_RESOLVE_OBJDEF によって指定されたタイムアウト値が使用されます。 タイムアウト値に到達すると例外がスローされます。
WaitForScreenshotStable 指定した間隔で撮影したスクリーンショットを比較することによって、コントロールの表示が安定し、その位置が変更されなくなるまで待機します。 オプションの 'timeout' パラメーターを使用してタイムアウト値を明示的に指定しない場合は、オプション OPT_WAIT_SCREENSHOT_STABLE によって指定されたタイムアウト値が使用されます。 デフォルトの間隔は 200 ミリ秒です。 タイムアウト値に到達すると例外がスローされます。