ユーザーが指定した時刻、時刻形式、およびロケールに基づいて文字列式を返す式デザイナの関数。
local variable = FormatTime(Time, Format, Locale)
FormatTime 関数の構文のパラメータは以下のとおりです。
一般的に、Locale には、ユーザーが自分のユーザー インターフェイスに表示するためのユーザーの言語や国、日付と時刻に使用する形式などの、任意の特別なバリアント設定を定義します。
Locale パラメータにより、FormatTime 関数の出力で時刻文字列が解釈され、表示される方法に対して、指定したロケール定義が適用されます。 このパラメータの値は、Windowsオペレーティング システムのロケール名に基づきます。 たとえば、フランス語(カナダ)のロケール名は「fr-CA」です。 サポートされているロケールの一覧については、Microsoft の『National Language Support Reference』の「Locale Identifier Constants and Strings」というトピックを参照してください。
すべてのパラメータが必須です。 Format または Locale パラメータのデフォルト値を使用するには、式に「Default」と入力します。 以下の例では、FormatTime 関数により、現在のシステムの時刻が、オペレーティング システムの時刻形式とロケールを使用して返されます。
FormatTime ("Current","Default", "Default")
以下の各例は、Format パラメータの要素を使用して FormatTime 関数の出力をカスタマイズする方法を示しています。
FormatTime("9:05:08 PM", "hh:mm:ss tt", "en-US") returns "09:05:08 PM" FormatTime("9:05:08 PM", "HH:mm:ss", "en-US") returns "21:05:08" FormatTime("9:05:08 PM", "tt", "Default") returns "PM"
以下の例は、Locale パラメータを使用して、英語(米国)と英語(英国)の各ロケールの出力に影響を与える方法を示しています。
FormatTime("14:30", "Default", "en-US") returns "2:30:00 PM" FormatTime("14:30", "Default", "en-GB") returns "14:30:00"