ユーザーが指定した日付、日付形式、およびロケールに基づいて文字列式を返す式デザイナの関数。
local variable = FormatDate (Date, Format, Locale)
FormatDate 関数の構文のパラメータは以下のとおりです。
一般的に、ロケールでは、ユーザーが自分のユーザー インターフェイスに表示するためのユーザーの言語や国、日付と時刻に使用する形式などの任意の特別なバリアント設定を定義します。
Locale パラメータにより、FormatDate 関数の出力で日付文字列が解釈され、表示される方法に対して、指定したロケール定義が適用されます。 このパラメータの値は、Windowsオペレーティング システムのロケール名に基づきます。 たとえば、フランス語(カナダ)のロケール名は「fr-CA」です。 サポートされているロケールの一覧については、Microsoft の『National Language Support Reference』の「Locale Identifier Constants and Strings」というトピックを参照してください。
すべてのパラメータが必須です。 Format または Locale パラメータのデフォルト値を使用するには、式に「Default」と入力します。 以下の例では、FormatDate 関数により、現在のシステムの日付が、オペレーティング システムの日付形式とロケールを使用して返されます。
FormatDate("Current", "Default", "Default")
以下の各例は、Format パラメータの要素を使用して FormatDate 関数の出力をカスタマイズする方法を示しています。
FormatDate("Jan 9, 2009", "dddd, MMM-dd-yyyy", "Default") returns "Friday, Jan-09-2009" FormatDate("Jan 9, 2009", "d/M/yy", "Default") returns "9/1/09" FormatDate("Jan 9, 2009", "yy", "Default") returns "09"
以下の例は英語のオペレーティング システムで実行するもので、Locale パラメータを使用して、フランス語のロケール日付をスペイン語のロケール日付に変換する方法を示しています。 この処理は 2 段階で行われ、最初に、数値ではないフランス語の日付(2009 janvier 9)を、フランス語の数値の日付(2009-01-09)形式に変換します。 次に、数値の日付をスペイン語の日付(2009-enero-09)に変換します。
FormatDate("2009 janvier 9", "yyyy-MM-dd", "fr-FR") returns "2009-01-09" FormatDate(FrNumericDate, "yyyy-MMMM-dd", "es-ES") returns "2009-enero-09"