判断ロジックでは、ユーザー定義の条件を評価して、その条件の戻り値に応じて一連のテスト ステップを実行します。判断ロジックで使用される条件は、2 つの値を比較し、その結果に基づいて値を返します。詳細については、「条件デザイナ」を参照してください。条件内の値には、テスト アプリケーション内のコントロールのプロパティの値、ビジュアル テストで使用される変数の値、またはリテラル値のいずれかを使用できます。詳細については、「テスト ロジック デザイナ:ロジックの種類の選択(判断)」を参照してください。
判断ロジックは、以下の要素で構成されます。
If <条件=TRUE> __<テスト ステップを順番に実行> End If
たとえば、以下の判断ロジックの条件では、変数 propertyVar とリテラル値「4」を比較しています。変数 propertyVar がリテラル値「4」より大きい場合は、ステップ 5 から 9 が実行されます。
If propertyVar より大きい 4 __ステップ 5 からステップ 9 まで実行 End If
また、Else If と Else を使用して、任意のレベル数にネストした複雑な判断ロジックを作成することもできます。
If <条件=TRUE> __<テスト ステップを順番に実行> Else If <条件=TRUE> __<テスト ステップを順番に実行> Else __<テスト ステップを順番に実行> End If
たとえば、以下の判断ロジックの条件では、変数 propertyVar とリテラル値「4」を比較しています。変数 propertyVar がリテラル値「4」より大きい場合は、ステップ 5 から 9 が実行されます。「4」より小さい場合は、ステップ 10 から 14 が実行されます。「4」と等しい場合は、ステップ 15 が実行されます。
If propertyVar より大きい 4 __ステップ 5 からステップ 9 まで実行 Else If propertyVar より小さい 4 __ステップ 10 からステップ 14 まで実行 Else __ステップ 15 を実行 End If
判断ロジックは、テスト ロジック デザイナ ウィザード、ロジック ツールボックス、または If...Else If...Else テスト ステップを使用して作成できます。