Red Hat Enterprise Linux 4 への VisiBroker のインストール

このドキュメントでは、Red Hat Enterprise Linux 4(Itanium 64、X64 Xeon、32 ビットx86)オペレーティング システム上に VisiBroker をインストールする方法について説明します。

VisiBroker 7.0 は、CD からインストールするか、http://www.borland.com/downloads/download_visibroker.html からダウンロードしてインストールすることができます。

  • ドキュメントの更新版については、http://www.borland.com/techpubs を参照してください。
  • 特に、VisiBroker 4.x、5.x、6.x および 7.0 に関するドキュメントの更新版については、 http://info.borland.com/techpubs/visibroker/ をご参照ください。
  • 注意:

    VisiBroker の以前のバージョンがある場合には、それをアンインストールするか、新しいバージョンを別の場所、つまり別のインストール パス上へインストールすることを推奨します。 評価バージョンをインストールした後で、VisiBroker を永続使用するためのライセンスを購入した場合、評価したソフトウェアを再インストールする必要はありません。 新しいライセンスの有効化については、「ライセンスと登録」を参照してください。

    インストールの準備

    Red Hat Enterprise Linux 上にインストールする前に、次のことを行う必要があります:

    プラットフォーム要件とシステム要件

    VisiBroker を Red Hat Enterprise Linux 上にインストールする前に、プラットフォーム、システム、JDK の各要件に関する最新情報 を確認してください。

    プラットフォーム固有の要件のほか、Borland VisiBroker コンポーネントは、通信に TCP および UDP によるブロードキャスト サービスを使用しています。 これらのコンポーネントを単一コンピュータ上で実行する場合でも、TCP および UDP サービスが有効になっている必要があります。

    JDK 要件

    Red Hat Enterprise Linux 用インストール パッケージには、どのバージョンの Java Development Kit(JDK)も同梱されていません。 Redhat Linux の Java 製品に関する情報については、http://www.ibm.com/developerworks/java/jdk を参照してください。 Borland VisiBroker のインフラストラクチャおよびツールは、JDK 1.4.2 を使用します。

    重要: RedHat Linux 上にインストールする前に、JDK がインストールされている必要があります。 JDK 1.4.2 の bin ディレクトリが、PATH 変数に入っていることを確認してください。

    CD に収録されている インストール パッケージには、バンドル バージョンの Java Development Kit (JDK) が含まれています。 しかし VisiBroker を Web よりダウンロードした場合は、インストーラを実行するために、環境に JRE 1.4.2 がセットアップされていることが必要です。

    重要: JDK の bin ディレクトリが、PATH 変数に入っていることを確認してください。

    お使いの JDK の場所やバージョンを確認するには、次の構文を使用します:

    $which java
    /opt/local/bin/java
    $java -version
    java version "1.4.2"
    

    RedHat Linux への VisiBroker CD のマウント

    Borland VisiBroker CD には、RedHat Linux オペレーティング システム向けのインストール ソフトウェアが収録されています。 このセクションでは、RedHat Linux に CD から VisiBroker をインストールするための準備について説明します。

  • 手動で RedHat Linux 上に CD-ROM をマウントするには:
    1. root 権限を持つユーザーとしてログ インします。
    2. ドライブに CD-ROM を挿入し、次のコマンドを入力します:
       # mount -t iso9660 -o ro /dev/cdrom /cdrom 
      ここでの /cdrom は、CD-ROM のマウント ポイントを表します。
  • CD-ROM を自動マウント ソフトウェアを使用してマウントするには:
  • 自動マウント ソフトウェアを使用している場合、CD-ROM を CD-ROM ドライブへ入れると、自動マウント設定で指定されたディレクトリへ、自動的にマウントされます。 この場合、次の手順「Borland VisiBroker のインストール」に進んでください。

    自動マウント ソフトウェアかどうかを確認するには、次のコマンドを使用します:

    $ ps aux | grep automount
    自動マウント ソフトウェアを使用している場合には、出力メッセージが次に似たものになります:
    root 628 0.0 0.2 1148 588 ? S 17:32 0:00 /usr/sbin/automount
  • VisiBroker インストール後、CD のマウントを解除するには:
  • ルートに移動し、次のコマンドを入力します:

    umount /cdrom (CD-ROM を手動でマウントした場合)

    eject cdrom (自動マウント ソフトウェアを使用して CD-ROM をマウントした場合)

    Red Hat Enterprise Linux 4 への VisiBroker のインストール

    VisiBroker は、CD からインストールするか、ボーランドの Web サイト(以下参照)からソフトウェアをダウンロードしてインストールすることができます: http://www.borland.com/downloads/download_visibroker.html

    VisiBroker をインストールする前に、インストール方法を選択します:

    1. CD から VisiBroker をインストールする場合:

      1. CD-ROM をマウントします。
      2. 次のコマンドを入力して、インストーラを起動します:
         $ /cdrom/install_linux
        ここでの /cdrom は、CD-ROM がマウントされたディレクトリです。

        重要: デフォルト ブラウザを使用するために、Mozilla(/usr/bin にあります)がパスに入っていることを確認してください。

      3. しばらくすると、CD スプラッシュ画面が表示されます。 インストール ウィザードが別ウィンドウで起動します。

        注意: CD に収録されている Readme やインストール ガイドを表示したり、CD の内容を参照するには、スプラッシュ画面で該当する項目をクリックします。

      4. インストールする製品を選択します。

        ほとんどのオプションでは、インストール ウィザードで示されるデフォルトをそのまま使用できます。 [Previous] ボタンを使用すると、画面に戻って情報を変更することができます。

      ダウンロード ファイルからインストールする場合:

      1. 適切なコマンドで、インストーラを起動します:
        java -cp vb7-<release number>-linux-redhat-<arch>.jar install 
        ここでの <arch> は、Itanium 64 / X64 Xeon / 32-bit x86 のいずれかになります。

        ほとんどのオプションでは、インストール ウィザードで示されるデフォルトをそのまま使用できます。 [Previous] ボタンを使用すると、画面に戻って情報を変更することができます。 引き続き先の画面に進み、インストールの各手順を完了させるには、[Next] をクリックしてください。

    2. [Introduction]: 最初のメッセージを読み、[Next] をクリックします。
    3. [License agreement]: VisiBroker をインストールおよび使用するには、この契約に同意する必要があります。
    4. [Choose the Install Folder]: VisiBroker の新しいインストールを作成するか、既存のインストールにコンポーネントを追加します。

      重要: VisiBroker のこのバージョンは、以前のリリース上に上書きインストールすることはできません。

    5. [Choose Product Components]: インストールする Borland Deployment Platform 製品に合わせて、次の製品コンポーネント群から必要な機能セットを選択します:

      [VisiBroker Console]: VisiBroker ORB とサービス群を管理するための GUI とツール。

      [VisiBroker Core]: VisiBroker for Java 開発ツール、VisiBroker for C++ 開発ツールと、サーバー コンポーネント。

      [Documentation]: オンライン ドキュメント一式。

      [Examples]: VisiBroker のサンプル アプリケーション。

      [VisiBroker Extended Services]: VisiBroker の拡張機能として購入可能なオプションのコンポーネント。

    6. [Choose VisiBroker Extended Services]: 購入した VisiBroker Extended Services のインストールを選択した場合は、次の拡張サービスから選択します。

      [VisiNotify]: OMG Event/Notification Service に対する ORB レベルの高機能実装。

      [VisiSecure]: クライアントとサーバーの間にセキュリティで保護された接続を確立するためのフレームワーク。

      [VisiTime]: OMG Time Service 仕様、バージョン 1.1 の完全実装。

      [VisiTransact]: インターネットやイントラネットにおける CORBA アプリケーションでのトランザクションのための OMG トランザクション管理ソリューションの完全実装。

      [VisiTelcoLog]: OMG Telecom Log Service 仕様、バージョン 1.1.2 の OMG 準拠実装。

    7. [Choose Install Type]: インストールには次の2つタイプがあります: [Typical] (標準)インストール タイプ、[Custom] (カスタム)インストール タイプ。
    8. [Pre-Installation Summary]:
      1. インストールを開始する前に、表示された情報を確認してください。
      2. [Previous] ボタンをクリックすると、すでに選択したページに戻り、内容を変更することができます。ただし、インストールする製品の変更はできません。
      3. 選択内容を承認してインストールを開始するには、[Install] ボタンをクリックします。

    9. [Registration]:

      重要: 製品を使用するには、ライセンスを登録し有効にする必要があります。

      注意: 後から lmadm 実行可能ファイル(<install_dir>/bin ディレクトリにあります)を実行して、ライセンスを登録、有効化したい場合には、[No] を選択して [Next] をクリックしてください。

    10. [Make a Selection] 画面で、次のオプションのいずれかをクリックします:

      [Have a serial Number]: シリアル番号を入力します。

      [Have Activation file]: アクティベーション ファイルへのパスを入力します。

    11. インストール完了後、[Done] をクリックしてインストーラを終了させます。

    注意: 後から lmadm 実行可能ファイル(<install_dir>/bin ディレクトリにあります)を実行して、ライセンスを登録、有効化したい場合には、[No] を選択して [Next] をクリックしてください。

    ホストによっては、インストール中にライセンス登録ウィザード(lmadm)が開始するのに、時間がかかる場合があります。 この現象は、特にシステムが IPv6 スタックを使用するよう設定されている場合に見られます。 マシンの設定やネットワークの設定が正しくない場合、接続の試みが遅くなる可能性があります。 これを解決するには、インストール時のライセンス登録フェーズはスキップし、インストールが完了した後に別途ライセンス登録を行ってください。

    注意:

    VisiBroker が NFS マウント ディレクトリにインストールされた際に、そのシステム一時ディレクトリの空き容量が十分でない場合、 NFS サーバーがそのディレクトリ内のファイルを定期的にロックするため、インストール後のクリーンアップ処理で、すべての一時ファイルを削除できない場合があります。 この場合、一時的なディレクトリやファイルを、インストール後に手動で削除してください。

    インストール ログ

    インストーラが生成するインストール ログは、VisiBroker が CD からインストールされた場合には、インストール ディレクトリのルートに、VisiBroker のインストールにダウンロードしたファイルが使用された場合には、そのインストーラ ファイルがあるフォルダに、書き出されます。

    <install_dir>/Borland_VisiBroker_InstallLog.xml

    ファイルは XML 形式のログで、エラーなどのインストール固有の情報が保存されています。

    GUI を使用しないインストーラの実行

    UNIX システムでは、テキストのみのモードでインストーラを実行することができます。 UI モードを指定するパラメータを使用して、インストーラを起動できます。

    テキスト モードでインストーラを実行するには:

    1. インストーラ実行可能ファイルがあるフォルダへ移動し、次のコマンドを入力します:
      java -cp <install_file>.jar install -i console 
    2. インストーラが起動したら、画面上のインストール パネルの指示に従ってください。

      インストーラは stdout へ書き込み、stdin から読み込みます。 これにより、1つのシステムから別のシステムへ telnet で接続し、インストーラをリモートで実行することができます。

    VisiBroker for C++ サーバー、VisiTransact、VisiNotify における、ライセンス変数の設定

    VisiBroker C++ サーバー、VisiTransact、VisiNotify を実行する前に、2つのライセンス環境変数(BES_LIC_DIRBES_LIC_DEFAULT_DIR)を設定する必要があります。 インストール中に、これらの環境変数の設定に使用する、シェル スクリプトが作成されています。

    これらの変数を設定するには:

    1. コマンド ウィンドウを開きます。
    2. <install_dir>/bin ディレクトリへ移動します。
    3. 使用しているシェルに適したスクリプトを特定します。

      Korn シェルまたは Bourne シェルを使用している場合は、次のスクリプトを使用して環境変数を設定します。

      vbroker.sh

      C シェルを使用している場合は、次のスクリプトを使用して環境変数を設定します。

      vbroker.csh
    4. ログイン時にこのスクリプトが自動的に実行されるよう、.profile.cshrc、または .login ファイルにコマンドを追加します。

    自動インストールの利用

    重要: VisiBroker は、同じインストール ディレクトリまたはファイル ロケーションにある、以前のバージョンに上書きして再インストールすることはできません。 まず以前のバージョンをアンインストールしてから、再インストールする必要があります。 アンインストールを行いたくない場合には、別の場所に再インストールしてください。

    自動インストール プロセスを起動する前に、まず、インストール ディレクトリ、サーバー名、JDK Home などの環境設定プロパティを記述したテキスト ファイルを作成する必要があります。 各プロパティは 1 行で記述され、各行は CR で終わる必要があります。また、行末に空白があったり、ファイルの末尾に空白行があってはなりません。 より詳しい情報については、セクション「自動インストールに使用するプロパティ ファイル」を参照してください。

    テキスト プロパティ ファイルを作成したら、それを <propertiesfile>.txt という名前で保存します(<propertiesfile> は作成したプロパティ ファイルのファイル名です)。 これで、プロパティ ファイルで指定した値を使用する自動インストール プロセスを起動できます。

    注意: すべてのプロパティと値で、大文字と小文字が区別されます。 ディレクトリとファイルのパスを指定する場合は、必ずスラッシュ(/)を使用してください。

    自動インストールに使用するプロパティ ファイル

    プロパティ ファイルはテキストファイルであり、各プロパティは 1 行で記述され、各行は CR で終わる必要があります。また、行末に空白があったり、ファイルの末尾に空白行があってはなりません。 ファイル内でプロパティはどんな順番でも構いません。

    自動インストールに使用するプロパティ ファイルの内容

    変数
    INSTALLER_UI silent(必須)。 インストールのモードです。
    USER_INSTALL_DIR <install_dir>(必須)。 VisiBroker への完全パス名。 デフォルトのインストール ディレクトリは、/opt/Borland/VisiBroker です。
    OSAGENT_PORT (任意)。 デフォルトは 14000 です。
    USER_SHORTCUTS /dev/null(必須)。
    INSTALL_DOCS オンライン ドキュメント一式をインストールします。 デフォルトは YES です。
    INSTALL_EXAMPLES VisiBroker のサンプル アプリケーションをインストールします。 デフォルトは YES です。
    INSTALL_TYPE VisiBroker(必須)。VisiBroker をインストールします。
    JVM_JDK_HOME (任意)。 ユーザー アプリケーション コードのホストとなる VisiBroker コンポーネントで使用する JDK パスを設定します。 デフォルトは、VisiBroker に付属する JDK がインストールされる場所に設定されます。
    INSTALL_VBCONSOLE VisiBroker ORB とサービス群を管理するための GUI とツールをインストールします。 デフォルトは YES です。
    INSTALL_VISICORE VisiBroker for Java 開発ツール、VisiBroker for C++ 開発ツールと、サーバー コンポーネントをインストールします。 デフォルトは YES です。
    VISI_SERVICES INSTALL_TYPEVisiBroker の場合、購入されているすべての VisiBroker Extended Services をインストールします。 値は次のエントリで構成された、カンマ区切りのリストです:
    • VisiNotify
    • VisiSecure
    • VisiTime
    • VisiTransact
    • VisiTelcoLog

    たとえば、VisiBroker Edition with VisiNotify VisiTransact を購入した場合、これらの追加サービスをインストールするには、自動インストールの <properties>.txt ファイルに、次の行をいれます: VISI_SERVICES=VisiNotify,VisiTransact

    オプション製品である Extended Service のそれぞれの詳細については、「Choose VisiBroker Extended Services」を参照してください。

    CONFIGURATION_SETUP VisiBroker のサンプル構成をインストールします。 デフォルトは YES です。
    VISICORE_FEATURES { Java | .NET }。 VisiBroker for Java/C++、または VisiBroker for .NET、もしくはその両方をインストールするのかを指定します。 デフォルトは、VisiBroker for Java/C++ です。 これは、INSTALL_VISICORE=NO が指定されている場合には、無視されます。

    VisiBroker 用の自動インストール プロパティの例

    この例では、VisiBroker Edition を、デフォルト以外のエージェント ポートへインストールし、さらに、いくつかの VisiBroker Extended Services もインストールします。

     INSTALLER_UI=silent
     USER_INSTALL_DIR=/opt/Borland/VisiBroker
     USER_SHORTCUTS=/dev/null
     OSAGENT_PORT=14925
     INSTALL_TYPE=VisiBroker
     VISI_SERVICES=VisiNotify,VisiSecure,VisiTime,VisiTransact,VisiTelcoLog
    

    自動インストールの起動

    プロパティ ファイルで指定した値を使用する自動インストール プロセスを起動するには:

    1. コマンドライン シェルを開きます。
    2. VisiBroker for Red Hat Enterprise Linux を、ボーランドの Web サイトからダウンロードします。
    3. インストーラをダウンロードしたディレクトリへ移動し、インストーラを実行するために、そのファイルに対してすべて許可のアクセス権を設定します(chmod 777 <installer file>。ここでの 777 は「すべて許可」を意味します)。
    4. 次のコマンドを入力して、自動インストール プロセスを起動させます。 必ず <propertiesfile> ファイルへの完全パス名を指定してください:
      java -cp <install file>.jar -f <path to propertiesfile>

    注意: 自動インストールが完了したら、インストールした製品用に入手したライセンスを登録し有効にする必要があります。 ライセンスは、1 つ以上のシリアル番号とライセンス キーが記載された電子メールか、ライセンス キー ファイルを添付した電子メールの形で、ボーランドより送られてきます。 lmadm 実行可能ファイル(<install_dir>/bin ディレクトリにあります)を実行して、後からライセンスを登録、有効化することも可能です。

    ライセンスと登録

    VisiBroker を使用する前に、インストールした製品用に入手したライセンスを登録し有効にする必要があります。 ライセンスは、1 つ以上のシリアル番号とライセンス キーが記載された電子メールか、ライセンス キー ファイルを添付した電子メールの形で、ボーランドより送られてきます。

    VisiBroker を新しくインストールしたマシン上に、元は以前のバージョンの VisiBroker がインストールされており、その製品の有効なノード ロック ライセンスを持っていた場合、lmadm コマンドライン ツールを使用して、以前のライセンスを移行して、新しくインストールした VisiBroker ソフトウェアでも使用します。

    オンラインで購入または評価用にダウンロードした製品のためのキー ファイルをボーランドより電子メールですでに受け取っている、もしくは、その製品の無料バージョンをダウンロードした場合には、登録ウィザードを使用してキー ファイルを適用するか、ファイルを <install_dir>/license ディレクトリにコピーして製品起動時に自動的に適用させることができます。

    シリアル番号とキーをお持ちの場合には、次のいずれかの登録方法を使用して、VisiBroker 製品の登録、有効化を行うことができます:

    選択した方法によっては、Borland Developer Network(BDN)アカウントを持っているかどうかをたずねられる場合があります。 アカウントがない場合は、製品登録ウィザードでアカウントを作成するように求められます。

    「ダイレクト」登録以外の方法では、一旦アクティベーション ファイルをを受け取ることになります。 このファイルを <install_dir>/license ディレクトリへコピーするだけで、製品の起動時にファイルが自動的に適用されます。

    ダイレクト登録

    Borland Product Registration Wizard を使用してダイレクト登録を行うには:

    1. ウィザードの最初の画面で登録方法として [Direct] を選択し、[Next] をクリックします。
    2. BDN アカウントを持っているかどうかを指定し、[Next] をクリックします。 アカウントがない場合は、このウィザードでアカウントを作成するように求められます。
    3. 必要に応じて、インターネット接続のためのプロキシ設定を入力します。
    4. 概要情報を確認してから、[Next] をクリックします。 ウィザードは、登録状況を管理、表示します。
    5. 登録が正常に完了したら、[Next] をクリックします。 次に [Finish] をクリックしてウィザードを閉じます。

    電子メール登録

    Borland Product Registration Wizard を使用して電子メール登録を行うには:

    1. ウィザードの最初の画面で登録方法として [Email] を選択し、[Next] をクリックします。
    2. BDN アカウントを持っているかどうかを指定し、[Next] をクリックします。 アカウントがない場合は、このウィザードでアカウントを作成するように求められます。
    3. 概要情報を確認してから、[Next] をクリックします。
    4. [Email Registration] ペインの内容を、reg@borland.com 宛の電子メールのメッセージにコピーし送信します。[Next] をクリックします。
    5. ウィザードを閉じるには、[Finish] をクリックします。 製品アクティベーション ファイルが電子メールで送られてきます。
    6. このアクティベーション ファイルを <install_dir>/license ディレクトリへコピーすると、製品の起動時にファイルが自動的に適用されます。

    Web ページ登録

    Borland Product Registration Wizard を使用して Web ページ登録を行うには:

    1. ウィザードの最初の画面で登録方法として [Web page] を選択し、[Next] をクリックします。
    2. ウィザードの [Web Registration] ステップで表示される登録キーをコピーし、[Finish] をクリックしてウィザードを閉じます。
    3. Web ブラウザを起動し、URL "http://reg.borland.com" を開きます。
    4. 登録 Web ページで BDN アカウント情報を入力し、[Login] をクリックします。 アカウントを持っていない場合は、[Create account] リンク(http://reg.borland.com/srs5/new_user.jsp)をクリックします。
    5. [Product Registration] Web ページで、シリアル番号と登録キー(登録ウィザードからコピーしたもの)を入力し、[Continue] をクリックします。
    6. アクティベーション ファイルを受け取るための電子メール アドレスを確認し、[Register] をクリックします。 製品アクティベーション ファイルが電子メールで送られてきます。
    7. このアクティベーション ファイルを <install_dir>/license ディレクトリへコピーすると、製品の起動時にファイルが自動的に適用されます。

    電話登録

    Borland Product Registration Wizard を使用して電話登録を行うには:

    1. ウィザードの最初の画面で登録方法として [Telephone] を選択し、[Next] をクリックします。
    2. ドロップダウン リストから、自分の所在地に最も近い場所を選択します。
    3. [Next] をクリックして、続いて [Finish] をクリックしてウィザードを閉じます。
    4. 電話サポートの番号に電話し、手元の電話登録ウィザードの画面に表示されている情報を伝えます。
    5. アクティベーション ファイルを受け取ったら、それを <install_dir>/license ディレクトリへコピーすると、製品の起動時にファイルが自動的に適用されます。

    VisiBroker のアンインストール

    VisiBroker をアンインストールするには:

    1. アンインストール中にバックグラウンドで実行中のプロセス(osagent など)がないことを確認します。
    2. <install_root>/UninstallerData ディレクトリへ移動します。
    3. Web からダウンロードしたファイルからインストールした場合、次のコマンドを入力します:
      java -cp uninstaller.jar uninstall

    4. CD からインストールした場合、uninstall コマンドを入力します。

      注意: インストール後に作成されたファイルやフォルダについては、アンインストールで削除されません。

    5. uninstall コマンド実行後、インストール ディレクトリを確認し、不必要なファイルやサブディレクトリを削除します。