GNOME 3では、次のすべての拡張を必要とします: Composite、Damage、(直接レンダリングモードのために設定された)GLX、RANDR、Render、Shape、Sync、X Big Request、X Fixes、XFree86 Big Font、X Generic Event、X Input、X Keyboard、およびX Test。これらの拡張機能が有効になっていない場合は、GNOME 3のデスクトップおよびGDMログイン画面(XDMCPを使用している場合)に、空のウィンドウまたはGNOMEエラーメッセージのいずれかが表示されます。
次のサンプルセッション定義のいずれかを使用するか、または新しいセッション定義を作成することによって、最新のLinuxオペレーティングシステムから起動されたデスクトップまたはクライアントの要件をセッション定義が満たしていることを確認できます。
最新のオペレーティングシステムに接続するには、[マイデスクトップ(GNOME 3)]または[Xターミナルデスクトップ(GNOME 3)]サンプルのセッション定義のどちらかを使用できます。(これらのセッション定義は、GNOME 3環境のためにあらかじめ設定されています)。[セッション定義]の下のXマネージャウィンドウに表示されていない場合は、テンプレートファイルlinux_gnome3_templates.rxdをインポートすることで追加できます。(インストールされたテンプレートのインポートを参照してください)。
Xマネージャウィンドウの[セッション定義]の横にあるプラスボタンをクリックすることで、新しいセッション定義を作成することができます。(セッションの定義を参照してください)。
Xクライアントのネットワークパフォーマンスの最適化
GNOME 3のデスクトップおよび最新のXクライアントには、多くの帯域幅が必要です。分散セッションを使用して、遅延の多いネットワークまたはVPNでのパフォーマンスを向上させることができます。この環境設定では、X11トラフィックは遅延の多いネットワークを通過する必要はありません。必要なプロトコルおよびデータのみが転送されます。分散セッションは、単独モードまたはドメインモードのいずれかで使用できます。
X マネージャを使用している場合は、スタンドアロンモードでの分散セッションの構成方法を参照してください。
X マネージャ (ドメイン接続用)を使用している場合は、ドメインセットアップ: 低速ネットワークでのパフォーマンス向上を参照してください。
複数のモニタ上でGNOME 3デスクトップをスパニングする
複数のデスクトップにGNOME 3を表示するようにReflectionを設定できます。
[セッション定義]の下のXマネージャまたはXマネージャ (ドメイン接続用)で、[Xターミナルデスクトップ(GNOME 3)]を選択します。
メモ:: 「Xターミナルデスクトップ(GNOME 3)」サンプルセッション定義が一覧表示されていない場合は、linux_gnome3_templates.rxdテンプレートファイルをインポートしてこの定義を追加できます。(インストールされたテンプレートのインポートを参照してください。)
[表示(タブ)]>[スクリーン定義]>[モニタ]を選択し、右側のドロップダウンから「すべて」を選択します。 必要に応じて、下部にある「タイトルバーの非表示」チェックボックスをオンにして、最適なユーザエクスペリエンスを実現します。