Reflection X Advantage ドメインへのノードの追加はオプションです。ノードは通常、以下の一方または両方に対応するために追加されます。
リモート X クライアントホストのノード、またはその近くのノードでセッションを実行し、低速ネットワークでのパフォーマンスを上げる。
(多くのユーザでリモートセッションサービスが必要な場合に)複数のノードでセッションを実行して負荷分散を行う。
Reflection X Advantage ドメインにノードを追加するには、ノードとして追加するコンピュータに Reflection X Advantage サービスをインストールし、rxsconfig ユーティリティを使用して、Reflection X Advantage ドメインにこのコンピュータを追加します。対応しているすべてのプラットフォームにノードを作成できます。
設定をはじめる前に
ドメインコントローラを実行するコンピュータの名前 (自分の Reflection X Advantage ドメインのドメイン名) と、Reflection X Advantage ドメイン管理者のユーザ名およびパスワードを確認します。
ノードとして追加するコンピュータの管理者 (またはルート) の資格情報を取得します。
ドメインノードを設定するには
管理者 (またはルート) アカウントを使用して、ノードとして指定するコンピュータにログオンします。
Reflection X Advantage インストーラを実行し、([ドメイン コントローラ機能]を含まない) [ドメイン サービス]という機能を選択します。Windows で実行している場合は、[Java Runtime Environment (JRE)] が選択されていることも確認します。(インストーラのダウンロードや起動に関する情報は、Reflection X Advantage の Windows へのインストール または Linuxへのインストール を参照してください。)
コマンドプロンプトウィンドウ(Windowsの場合)または端末ウィンドウ(Linuxの場合)を開きます。
メモ:新しい Windows システム (Windows Vista および Windows Server 2008 以降) の場合は、管理者としてコマンドウィンドウを開く必要があります。([スタート] メニューの [アクセサリ] で、[コマンドプロンプト] を右クリックして [管理者として実行] を選択します。)
次のコマンドを実行します。 ここで、「domainname」はドメインコントローラを実行するコンピュータの名前です。
rxsconfig join domainname
メモ: Linuxシステムでは、rxsconfigの完全パス情報を含めます。既定のインストール場所は、次の例のとおりです。
/opt/rxadvantage/rxsconfig join domainname
管理者の資格情報を求められます。Reflection X Advantage のドメイン管理者のユーザ名とパスワードを入力します。ノードが作成されたことを示すメッセージが表示されます。この例では、ノードは既定のポート 22001 を使用しています。
C:\>rxsconfig join domainname Initializing crypto library... Performing the join... Administrative user for domain: joe Password: Created node 0.0.0.0:22001 for domain domainname.
Reflection X Advantage 管理コンソールをインストールしたコンピュータでコンソールを開き、ドメイン管理者の資格情報を使用してログオンします。[ドメインの構成] サイドタブをクリックします。
[登録済みのノード] の下に作成したノードが表示されます。
(オプション) このノードの [ノードの詳細] を編集します。
メモ:[ドメインに参加する] の設定は既定でオンになっています。ドメインに参加するにはこの設定が必要です。この設定をオフにすると、既存のセッションは引き続き実行できますが、新しいセッションがこのノードを使用できなくなります。
(オプション) 複数のノードを追加している場合は、[負荷分散スキーム] を選択します。
メモ:ドメインコントローラがドメインノードとして機能するよう構成することができます。この構成を行うには、上記の手順を (手順 2 を除いて) 使用します。