Retain Archiving for ExchangeはEmail Archivingの一部として提供されます。
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柔軟なメッセージ削除ポリシー

メッセージ削除ポリシーに従い、ストレージシステムの容量を解放します。メッセージデータをシステムに保存する期間を指定できます。Retainにアーカイブされたデータや保存期間を過ぎたデータをサーバーから削除するポリシーの設定が可能です。いずれのポリシーを設定した場合でも、Exchangeシステムのストレージスペースやサーバー負荷を抑えることができます。

Exchangeのすべてのアーカイブデータを一元管理

Retain Archiving for Exchangeでは、電子メール、予定、ファイルや添付など、すべてのExchangeメッセージングデータが1つの統合データアーカイブに保存されます。セントラルアーカイブで、すべてのアーカイブデータの検索、公開、eディスカバリーの実行ができ、貴重なビジネスインサイトを得ることができます。

Outlookプラグイン

Outlookプラグインを使用して簡単にOutlookおよびOWAのアーカイブメッセージに直接アクセスができます。このプラグインはWeb Access Viewerと同じ完全な検索機能を提供し、Outlook内でアーカイブ全体を検索することができます。ライブとアーカイブとも、すべてのメールに一元的にアクセスが可能になります。また、オフラインアクセス用に指定した条件に基づいてアーカイブデータをキャッシュすることもできます。


サードパーティアーカイブソリューションで機能を拡張

オンプレミスとクラウドのどちらにMicrosoft Exchangeシステムをデプロイしても、エンタープライズレベルのアーカイブでシステム全体を安全に保護できます。Exchangeメール、予定、ファイルや添付はすべて安全に1か所でアーカイブされ、容易にアクセスできます。エンドユーザーが訴訟ホールドを使用する場合やデータをエクスポートする場合でも、統合アーカイブで簡単に操作ができます。

Skype for Businessデータのアーカイブ

データを単一のセントラルアーカイブに保存することで、Skype for Business/Lyncコミュニケーションデータをモニターしてコンプライアンスに対応できます。電子メール、ソーシャルメディア、モバイルコミュニケーションも、セントラルアーカイブに保存されます。Retain Unified Archivingでは、アーカイブされたデータに参照、検索、eディスカバリーを行うことができるため、Skype for Businessコミュニケーションデータの全体を把握できます。

インテリジェントアーカイブによるExchangeデータの有効活用

インテリジェントなきめ細かいアーカイブで、保存されたビジネスコミュニケーションデータを詳細に分析できます。RetainのExchangeデータのアーカイブには、Microsoftの回復可能なアイテムフォルダーまたはEWS偽装が使用されます。このため、ジャーナリングを使用したアーカイブも可能ですが、ジャーナリングだけに制限されません。

セントラルアーカイブですべてのExchangeメールのPSTを管理

すべてのメールコミュニケーションデータをアーカイブすることでPSTファイルが不要になります。Retain Archiving for Exchangeでは、PSTファイルと個人のアーカイブデータをセントラルアーカイブにインポートして容易にアクセスができます。すべてのデータをアーカイブしたら、管理者はMicrosoft Active Directoryのポリシー設定でユーザーが新規ファイルを作成する権限を削除できます。ユーザー個人のワークステーションへの新規PSTファイルの保存も禁止することができます。

Exchangeジャーナルを自在にアーカイブ

単一または複数のExchangeジャーナルからのすべてのExchange送受信メッセージをアーカイブして、Retainの1つのメールボックスにまとめることができます。アーカイブしたメッセージはジャーナルから削除を許可することで、ジャーナルの容量が抑えられ、ストレージコストを大幅に削減できます。

単一インスタンスのストレージで格納スペースを解放

単一インスタンスのストレージによりメッセージや添付のコピーを1つだけアーカイブするRetain Archiving for Exchangeは、使用するストレージスペースを大きく削減します。単一インスタンスストレージをサポートしないExchangeはストレージのコストが急増することから、Retain for Exchangeが大変効果的です。

シングルサインオンでデータアクセスを迅速化

Retain Archiving for Exchangeでは、OutlookまたはOutlook Web App (OWA)のどちらのアーカイブでも、シングルサインイオンによるアクセスが可能です。エンドユーザーや管理者は、ITのサポートなしで素早く簡単にアクセスができます。

確実なコンプライアンスと管理

Exchangeには、データ損失やコンプライアンス違反のリスクから組織を守るために重要な機能が欠けています。これらのシステムの標準のアーカイブ機能では、十分に対応できません。Retain for Exchangeのアーカイブはプラットフォームに依存しないため、独自のアーカイブポリシーの設定および管理、PDF形式データのエクスポート、エクスポートメッセージに対する編集を行い、Exchangeシステムの負荷を減らしてデータを完全に管理することができます。コンプライアンスに適合した完全なデータアーカイブを安全に維持できます。

データを完全にコントロール

オンプレミスとクラウドのどちらに保存したデータも常に管理を維持できます。データの保存場所やアクセスしているユーザーがいつでも分かります。柔軟なセキュリティポリシーはデータを完全に保護するだけでなく、アクセスが容易に行え、監査や検索が必要な場合に素早く簡単に対応できます。

システムパフォーマンスを向上させるRetain High Performance Indexing Engine

High Performance Indexing Engineによって素早く簡単にデータを検索。クラスター化可能なハイパフォーマンスインデックスは、対応可能な検索要求の数に制限がないため、検索対象を数分で簡単、正確に見つけることができます。メッセージはアーカイブするとほぼ同時にインデックスが付けられ検索可能になります。

High Performance Indexing Engineは複数のフォーマットに対応し、いずれも最適なシステムパフォーマンスが得られます。この外部エンジンは、負荷分散フォーマットによるパフォーマンスの向上や、フェールオーバーフォーマットによる冗長性の確保が可能です。組織固有のニーズに応じて、負荷分散とフェールオーバーのいずれか、または両方を使用することもできます。

サポートされるExchange システム

Retain Archiving for Exchangeでサポートされるシステムは、以下のとおりです。

  • Exchange 2007 SP3
  • Exchange 2007 SP3
  • Exchange 2010 SP2
  • Exchange 2013
  • Exchange 2016

Retainを使用したExchangeアーカイブの詳しい説明はこちら ›