[セッションの状況]

実行中の選択されたセッションに関する詳細が含まれます。これらの統計情報を管理コンソールで表示する場合、二重の矢印ボタンが表示されることがあります。このボタンを使うと、セッションに関連付けられたクライアントコネクタやX サーバに関する別の詳細情報にすばやく移動することができます。

[セッション名]

このセッションが使用しているセッションの定義名。

[場所]

このセッションを実行しているコンピュータです。

[所有者]

セッションを開始したユーザ。

[状態]

[セッションの状況] —[起動中][停止中][実行中]、または[リセット中]です。

[現状での経過時間]

セッションの状況が最後に変化してからの時間。

[活動時間]

セッションが開始されてからの経過時間。

トレースファイル

セッションをトレースしている場合にのみ表示されます。

セッションの共有の設定

[接続先のURL]

(スタンドアロン モードのみ) この機能は、Reflection X Advantage を単体モードで実行する X マネージャアプリケーションから使用できます。X マネージャ (ドメイン接続用) アプリケーションを使用すると、ドメインモードで動作するので、この機能は使用できません。 ほかの Reflection X サーバから共有接続セッションに加わる時に使用する URL。

セッションの作成者であれば、[共有]をクリックし、セッションを共有して接続先URLを生成できます。セッションに参加するユーザに、接続先URLを送信します。X マネージャを起動して[操作] - [参加]に移動すると、接続先の URL を入力することで共有セッションに参加できます。

  • [共有]
  • ほかの X マネージャユーザが、このセッションに参加するために使用する接続先 URL が生成されます。
  • [非共有]
  • 現在のセッションの共有を停止し、セッションに参加している外部ユーザを切断します。
  • [URLのコピー]
  • クリップボードに [接続先の URL] をコピーし、電子メールでほかのユーザに展開できるようにします。

メモ:

  • これらのオプションは、[全般] タブの [共有を無効にする] を使用して無効にすることができます。

  • 接続中のセッションが「リモートセッションサービス」を使うように設定されている場合、これらのオプションは利用できません。

[許可されているユーザ]

(ドメインモードのみ) この機能は、Reflection X Advantage をドメインモードで実行する場合に使用するアプリケーションである X マネージャ (ドメイン接続用) および管理コンソールから使用できます。 セッションへの参加が許可されているすべてのユーザが一覧表示されます。

ユーザがセッションの作成者である場合は、プラス記号 (+) をクリックすると、ほかのユーザを追加できます。許可されたユーザが、X マネージャを起動してドメインにログオンすると、[提供セッション] の下に表示されているセッションに参加することができます。

[セッションの制御をユーザに許可する]

ユーザがセッションの作成者である場合は、セッションの実行中にこのオプションをオンにすると、ほかのユーザが、参加しているセッションを制御できるようになります。

  • 単体モードでは、このオプションは、セッションの [接続先の URL] を使用してセッションに参加しているすべてのユーザに適用されます。

  • ドメインモードでは、このオプションはすべての [許可されているユーザ] に適用されます。

[クライアントコネクタ]

クライアントコネクタは、セッションについて X クライアントから送られた接続要求を受け付け、X クライアントから受信した X プロトコル要求をそのセッションへ転送します。

[場所]

クライアントコネクタが実行されているコンピュータの名前。

[リスニングIP/ディスプレイ]

クライアントコネクタの属する X セッションのネットワークアドレスとディスプレイ番号です。複数のネットワークカードがあると、1 つのクライアントコネクタに複数のリスニング IP とディスプレイペアがある場合があります。

X クライアントはこの値のペアによって X セッションに配置されます。これは DISPLAY の環境変数 (または X クライアントコマンドライン オプション「-display」) を<ネットワークアドレス>:<display 番号>に設定して実行します。

[X クライアント数]

このクライアントコネクタに接続されている X クライアントの数です。

X サーバ

このセッションに接続されているX サーバに関する詳細が表示されます。

[場所]

このX サーバが実行されているコンピュータ。

[ユーザ]

この X サーバを実行しているユーザ。

[圧縮]

このサーバとセッションのプロトコルルータの間で、プロトコルが圧縮されているかどうかを表示します。プロトコルが圧縮されているか、これがヘッドレスサーバである場合、この列にはデータ交換に関する追加の統計情報も表示されます。詳細については、セッションの統計情報を参照してください。

[入力の許可]

マウスおよびキーボードの入力。ユーザ入力がこの X サーバに対して使用可能である場合、ステータスは [はい] になります。入力は、一度に 1 台のX サーバでしか行えません。

[レイテンシ]

このサーバを実行しているコンピュータとセッションのプロトコルルータを実行しているコンピュータ間の接続の遅延 操作が開始されてから効果が出るまでの待ち時間です。ネットワークでのデータパケットの受信の遅れにはいくつかの原因があります。たとえば転送メディアや送受信ポイント間にあるネットワークデバイスの数などです。通常、ワークステーションとホスト間の物理的な距離が長くなるほど、遅延が発生する可能性が高くなります。 (ミリ秒単位) を表示します。

サーバがローカルで実行されている場合、この列には N/A と表示されます。

[帯域幅]

このサーバを実行しているコンピュータとセッションのプロトコルルータを実行しているコンピュータ間の接続の帯域幅 ネットワークでのデータ転送率で、チャネル経由で転送できる情報の最大量 (Kbps または Mbps) を示します。 を表示します。

サーバがローカルで実行されている場合、この列には N/A と表示されます。