PUT
構文: put <クライアントファイル> [to] [<サーバファイル>] [append | askuser | cancel | overwrite | skip | unique]
PUT コマンドは、PC からサーバにファイルを転送します。
PUT コマンドは、ワイルドカードに対応していません。ワイルドカードを使用して複数のファイルを転送する場合は、PUT の代わりに MPUT コマンドを使用してください。
[PUT]コマンドを使用する前に、必要ならば、ASCII、BINARY、TENEX、またはSMARTコマンドを使って[ツール]メニューで指定された既定のファイル転送方式を上書きします。
転送処理は、サイトに特有な各種の SET パラメータによって影響されます。詳細については、ここをクリックしてください。
<クライアントファイル> |
PCの名前を指定します。ファイルまたはパスが空白を含む場合、引用符を使用します。 |
to <サーバファイル> |
作成するサーバファイルの名前を指定します。サーバファイル名を省略すると、サーバファイルには、PC ファイルと同じ名前が付けられます。キーワード TO は省略してもかまいません。 |
append | askuser | cancel | overwrite | skip | unique |
転送先ファイルがすでに存在する場合にどうするかを指定します。このオプションを省略すると、設定されている TRANSFER-DISPOSITION の値が既定値になります。 |
例
以下の例では、PC からサーバにファイル MEMO.DOC
を転送します。
PUT Memo.doc
以下の例では、PC から VAX/VMS FTP サーバにファイル HAPPY.ME
を転送し、VMS ファイルに HAPPY.BIRTHDAY という名前を付けます。
PUT HAPPY.ME TO HAPPY.BIRTHDAY
その他の例については、ABORT_ON_ERROR Script Sampleを参照してください。