REGET
構文: reget <サーバファイル> [to] [<クライアントファイル>]
REGET コマンドは、FTP サーバから PC へのファイル転送で未完了のものを自動的に再開します。クライアントは、ダウンロードが中断された位置からファイル転送を自動的に再開します。
PC 上に部分ファイルが見つからない場合は、クライアントは GET を実行して、指定されたサーバファイル全体を最初から転送します。ローカルフォルダに転送ファイルと同じ名前のファイルがすでに存在する場合は、そのローカルファイルは上書きされます。
メモ
REGETコマンドは、バイナリファイル転送でしか使用できません。REGET コマンドを使う前に、必要ならば BINARY コマンドを使って、[ツール] メニューで指定されている既定のファイル転送方式を上書きしてください。
<サーバファイル> |
PC に転送するサーバファイル名を指定します。 |
to <クライアントファイル> |
作成する PC ファイル名を指定します。 ほとんどの REGET 処理では、このオプションを省略できます。このオプションを省略すると、クライアントファイルは、サーバファイルと同じ名前になります。 中断されたファイル転送でダウンロードファイルに PC 上で新しい名前を付けるように指定している場合は、必ずその名前を <クライアントファイル> に指定してください。これによって、クライアントが確実に PC 上で部分ファイルを見つけて、転送を再開できるようになります。キーワード TO は省略してもかまいません。 |